脳卒中の症状について詳しく紹介

三大成人病のひとつ、脳卒中はある日突然襲ってきます、多くは何の前触れもなしに。「脳卒中」という言葉を漢語辞典で引くと「卒然として邪風に中(当)たる」とあります。つまり「突然、悪い風に当たって倒れる」という意味です。脳卒中の症状は様々ですが、共通している特徴は、突然生じることです。心臓病に次いで第3位となっています。

脳卒中はどのような症状が起こるのでしょうか?典型的な症状は以下の5つです。

★片方の手や足の麻痺や痺れ★
脳出血が右側の脳に起こった時には左側の麻痺や痺れが起こり、左の脳に起こった時には右に症状が出ます。麻痺は歩けないほどの症状の時もありますが、顔だけに起こったり、手足のみに起こる場合もあります。

★言語障害、失語症★
ろれつが回らず何を言っているのか聞き取れなくなったり(構語障害)、話したいのに言葉が出なくなったり(運動性失語)、言葉が理解できなくなったり(感覚性失語)します。構語障害は声を出す筋肉の麻痺の症状で、失語は言語中枢の障害です。言語中枢は右利きの方の場合99%程度、左利きの方の場合は50%程度左大脳半球に存在することが知られています。症状はご本人ではなく、ご家族が「いつもと違う」と気付いて下さる場合が多いです。

★視野障害★
後大脳動脈という後頭葉に血流を送る血管が閉塞すると半盲と呼ばれる視野の半分だけが欠ける症状が生じます。症状はご本人が自覚しづらい場合があり、「横の壁に気づかずにぶつかってしまった」等の症状で来院されることがあります。

★顔の歪み★
脳梗塞を起こすとカラダ半分に麻痺が起こるため、麻痺している側がたるみ、顔が歪んで見えるようになります。

★口の動きの異変★
脳梗塞は口の筋肉や下、喉の奥が麻痺することがある。ろれつが回っていない話し方、上手に水が飲めずに口から溢れる、と言った症状の時は注意しなければなりません。

★激しい頭痛★
出血のため脳の中の圧力が高くなり、頭痛がすることがあります。頭痛と一緒に吐気がすることも多いです。